近頃のテレビ番組で佐藤健さんが、
「俺、一番になってみようかな??」
と、一番最初の脱出宣言していると話題のため、
過去の絶望要塞シリーズの、本気の絶望の数々を紹介いたします。
※過去の内容のため、ネタバレ内容となっております。
現在の絶望要塞3の攻略については、別記事をご覧ください。
↓富士急ハイランド公式、絶望要塞3ページ
↓絶望要塞3の攻略方法 解説
いまでも忘れない絶望ノミネート候補
・絶望要塞初代から「脱獄開始の謎解き」
・絶望要塞初代から「本気の迷路と、無数のアイテム」
・絶望要塞初代から「バーコード」
・絶望要塞2から「監視カメラ」
・絶望要塞2から「セキュリティーシステム」
以上5つを前編と後編で紹介したいと思います。
●初代要塞「脱獄開始の謎解き」
まず結論を言ってしまうと、そもそも2012年7月に誕生した絶望要塞の難易度は、
今では考えられないくらいシンプルでした。もちろん難しいのですが、「鬼畜」ではなかったのです。この「難しい」から「無理ゲー」という切り替えは、一番最初の脱出者誕生から始まったのです。
※運営側として脱出者を出さないために、切り替えるしか方法がなかったのでしょう。
当初は、謎解き要素ありの第1ステージでした。
しばらくすると、挑戦者にカードを渡されてアイテムを集める内容に変更されましたが、最初は謎を解いて隠し扉を探し、扉の解除パスワードを入力するという成功率7%ほどの高難易度のステージでした。
この意味不明な難しさにより、好き嫌いが激しいアトラクションになってしまったのも事実。謎解きをするきっかけになったのも、この1ステージの内容からといっても過言ではありません。牢獄内を探索し、ダーツの矢が刺さっている数字や、オセロの形で数字を把握したりと、探索して数字を見つけていくという、挑戦1回目では難しすぎる謎解き要素のミッションでした。
さらに2ステージへ行くための扉を見つけなくては、解除パスワードを入力できないため、信じられない隠し扉を見つけて隠し通路に行く内容でした。
(ちなみに、大きい本棚がガバッと開くという大掛かりなギミック)
いまの絶望要塞3からは予測もできない意味不明さで、
「何をしていいかわからない」と不満が続出の内容だったのです。親切な説明が一切なかったので... 。
今は分かっているのに成功できないという良い方向になっております。
●初代「本気の迷路と、無数のアイテム」
絶望要塞は難しい内容のミッションですが、クリアすることで次の新たなステージへ進めるというワクワク感があります。
その中でも、評判が高かったのがこのステージとなります。
初代要塞の第2ステージにあたる内容です。ミッションスタートすると、扉が無数にある迷路へと挑戦者が入り込みます。前半のミッションは「下り階段を見つける」という内容です。
右にも左にも前にも後ろにも扉です。扉を開けては進み、開けては進みと、ずっと繰り返す内容です。想像しただけでも面白そうでしょう??
しかし、これは絶望要塞。普通に扉をあけているだけでは、実は絶対に階段は見つけられないのです。ギミックのある扉が2箇所あり、2つとも見つけて通過しないと下り階段は発見できない内容になっていました。
そのギミックは現在の、リサとガスパールのミラーメイズという
アトラクションの最後のゴールの扉に組み込まれているため、どんな扉だったか興味がある方は行ってみてください。
見事に下り階段を見つけて降りると、そこには無数のアイテムがありました。
それは...
無数のドアノブが壁に刺さっているのです。
挑戦者は、200〜300個近くあるドアノブを見ながら迷路を続けます。
迷路のゴールにあるパトランプが光っている扉を目指すのですが、これまた癖のあるギミックが2つ仕込まれており、到達するのが困難な内容でした。
そのとんでもない仕掛けとは...
消火栓の扉を開けると通路が現れる...!!!
これ開けていいのカーイ!!! と突っ込みを入れるところですが、
消火栓を開けるとホースが入っていると思いきや、通路になっているギミックが一つ。
でかい鏡を押すと通路が現れる...!!!
鏡があっても飾りとしか思えない部屋が1箇所あるのですが、
その鏡のミラーだけを手で押すと開くという驚愕の隠し扉がありました。
そこでやっとゴールへとたどり着くのですが、
この第2ステージは、これでは終わらないのです...。
第3ステージへ進むための扉に、
....ドアノブがついていない!!?
ま...まじか...!!!! そういうことか...!!!! と、
絶望に浸る瞬間です。
最初スタッフに「もし1階に降りれた際は、あるアイテムを一つだけゴールへ持ってきてください」と説明はされるものの、「なんで持って行くのだろう??」と思った方もいただろう。200〜300個近くあったドアノブのうち約20個ほど抜けて取り外せるドアノブが存在したのです。その中からチームで1個だけ選んで、ゴールへと持っていくミッションなのです。
しかも....!! その持ってきたドアノブを、
扉にさして開かないと即退場!!!!
うひゃー。
これほど、心臓が痛いミッションがあるだろうか...?
緊張と運命の瞬間は、ここにあったのです。
●初代要塞「バーコード」
これが自分の人生を狂わせた鬼門ミッション、その名も「バーコード要塞」。
お買い物をする際、商品にバーコードがついているのは当然ですよね??
そのバーコードが、無数に置いてあるアイテムにシールで貼りつけられているのです。
その場所に入る前に、スタッフからブラックライトを渡されます。
我々のミッションは、ブラックライトをアイテムに照らし、バーコードが蛍光色に光る特殊なアイテムを見つけること。
もし絶望要塞にハマった人に質問すると、同じ返答がくることでしょう。
...本当に見つからない。
このステージは、運営スタッフとの心理戦なのです。
想像していただければと思うのですが、
2階建の広い牢獄を探索して、10箇所以上ある部屋や、長い廊下、ロッカールーム、機材室など、
もはやホテルの各部屋を探索していくイメージです。
広すぎるし、アイテムが多すぎるし、全然蛍光色に光らないし...。
スタッフが手で隠すのですから、もちろんその辺のアイテムにあるはずがありません。
裏側や見えないところ、奥の方や隙間など、鬼畜な隠し場所が沢山ありました。
もはや、このバーコード探索ゲームは歴代絶望要塞のトップに入る難易度です。
しかし、スタッフが隠しているために、挑戦者を見て難易度を上げたり下げたりと、
不公平なことも行ったため、やめさせられたスタッフもいたりとトラブルがあったそうです。そんなバーコード探しは、思い出したくもないトラウマですね。
ちなみに、この絶望要塞のバーコード探しは...
・高学歴芸人の田畑藤本の東大を卒業している「藤本さん」
・最近結婚しました「南海キャンディーズ山ちゃん」の二人も体験したことのあるミッションです。
もし、有名人の方でお知り合いの方がいましたら、聞いてみてはいかがでしょうか...?
前編は以上です。
後編では、絶望要塞2の無理ゲーミッションを公開したいと思います。
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